2007年 05月 19日
Vivaldi~♬~♩~♪~* |
私の生活のいろいろな場面で、大好きな ヨーヨー・マ が流れています。
最近は、その中でも Vivaldi’s Cello をよく聴きます。
Vivaldiといえば<四季>が有名ですが、このイタリア・バロック音楽における比類のない、きわめて多作の作曲家について、ほとんどの人はごくわずかのことしか知らないのではないでしょうか。
ヴィヴァルディは1678年にヴェネツィアに生まれ、赤い髪の持ち主で聖職に就いていたことから、後に『赤毛の神父』と呼ばれました。かなりの成功を収めますが、世間の趣味の変化の犠牲者となり、貧困のうちに1741年にウィーンで世を去ります。
ヴィヴァルディの時代に使われたチェロは、基本的には現代のチェロと同じですが、細かな点でいくつか重要な違いがあって、バロック期の時代精神をきちんと伝えようとするならバロック・チェロ(ヴィヴァルディの音楽が書かれた時代のチェロはこうだっただろうと推定して複製された楽器)でなければならない・・・ヨーヨー・マは「この音楽に本来の声で語らせるためには、この楽器本来の性質を取り戻す必要があった。ガット弦を使っていること、エンド・ピン(脚棒)がないこと、ブリッジ(駒)の湾曲が少ないこと、これらすべてが相まって、より控えめでこぢんまりした音になっている。」と語っています。このアルバムでヨーヨー・マが弾いているのは1712年製ストラデイヴァリのチェロを改造したもの。
ヴィヴァルディは500曲以上の協奏曲を書き、そのうち約25曲がチェロ用に書かれています。このアルバムでは3曲を収録。
2つのチェロのための協奏曲RV531
チェロ協奏曲変ロ長調RV423
チェロ協奏曲ハ短調RV401
私のお気に入りは、アルバム冒頭の起伏に富んだ曲 ♪2つのチェロのための協奏曲ト短調♪
以前のBlog うつわ遊びー食を楽しむー の最後にも書きましたが...
ヴィヴァルディの四季がよく流れていた時期もあります。ベルリンフィルの四季と千住真理子さんの四季が飽きることなく流れていたものです。
このアルバムの中には、『四季』第4番<冬>RV297~第2楽章ラルゴも入っています。これは、主人の大好きな曲です。
そして、携帯の着メロは...私の大好きな曲~♪
ヴィヴァルディ『四季』第4番<冬>第1楽章
~Allegro non molto~
by nviola
| 2007-05-19 09:20
| 音楽